三日目 白雲小屋〜白雲分岐〜小泉岳〜赤岳〜銀泉台

3時を過ぎた辺りから活動を始める方々。。。
いや、あんたらの貸切じゃないんですけど。
バーナー炊いて朝食の支度を始められて、普通の声で会話された日にゃ寝てられません。


朝焼けは綺麗だけど、天気悪くなるっていうしなあ。
まだ4時前なんで、もう一回横になる。
高根ヶ原方面に行く人たちが大体出発してから、朝食。
この頃には既にガスガス。

天候は良化しないだろうと思い、私も6時には小屋を出た。


白雲分岐まで戻るが、当然真っ白。
無理してでも昨日登っておけば・・・と思うが仕方ない。
下ばかり見ながら小泉岳方面へ。




赤岳が近くなった頃から、ガスが小雨に変わり始めた。
写真も撮りにくくなったので、淡々と下っていく。
第四雪渓の雪が多いとは聞いていたが、踏跡が無かったら少し厳しいかも。
第三雪渓も上部の登山道が少し出ているものの、長い長い。
うっかり尻餅をついた時に右手の拳を擦りむく。
雪渓の途中で団体さんとすれ違う。多いなあ(30人?)、待ち時間の長い事。
ま、お陰でしっかりした踏み跡を降りさせてもらいました。

駒草平でも風も雨もそこそこ吹いていたので、
後ろ髪を引かれながらも通過。
これまた雪だらけの奥の平を降り、第二花園あたりで雨は止んだ。
相変わらずガスは出ていたが、これなら大して気にならない。
無事に銀泉台に着く。
着いたはいいが、朝のバスはとっくに出ているので、15時のバスまで待たなきゃならない。
何とか時間を潰さねば、と思ったら大誤算。
ヒュッテが閉鎖になったのは知っていたのだが、全く立ち入り出来ないとは。。。
仕方なくボケッと座っていたら、観光バスが来た。
トレッキングの団体さんのようだ。
ガイドに聞いたら、駒草平の向こう辺りまで行って帰る予定らしい。
しかし、ここでは降ってないとはいえ、こんな天気でも登るのかあ。
中にはコンビニで売ってるような半透明カッパの人とか居るんですが、大丈夫なのかな?
他人の心配もいいけど、座ってたら少し寒くなったので、入山受付の所に入れてもらう。
少々居辛いが、ここで粘るしかないだろうなあ。
と思って少ししたら、下山したオバサン二人にパトロールの人が届けを書いて下さいと言っている。
横で話を聞いていると、これから黒岳の湯に向かうらしい。
これは大チャンスとばかりに、「層雲峡まで一緒に乗せてもらえませんか?」と聞いたら
車の所に居る旦那に聞きに行ってくれて、OKとの事。
ありがたやありがたや。
軽の1BOXの荷物を片付けて、乗るスペースを作って頂いた。
青森からだそうで、夫婦と奥さんの友達で旅行してるらしい。
中は結構改造してあって、後ろには冷蔵庫もあった。
夫婦だけの時はこれで寝泊りもするそうな。
屋久島もコレで行ったとか、すげえ〜。
明日は黒岳を登る予定で、ロープウェイの時間が見たいとの事。
乗り場まで一緒に連れて行って頂いた。
丁重にお礼を述べて、失礼する。
ついでに、係りの人に昨日の落し物は無かったかと聞いたが、届いてないようだ。
バス乗り場まで行き、時刻表を確認。
念の為にバスでの忘れ物も確認してみたが、該当は無かった。
コインロッカーにザックをぶち込み、着替等だけ持って黒岳の湯へ。
真昼間から温泉に入る事になるとは、昨日は思ってなかったなあ。
ゆっくりのんびり入って、広間で行動食の残りを食べて昼飯の代わりにする。
宿にTELしたら、降りるバス停まで来てくれるとの事。
早目のバスで帰る。


残りのカップめん食ってゴロゴロしてたら夜が来た。

16230歩