四国八十八箇所・てくてく編2−1

5時ごろから周りが騒がしかったが、朝食は7時からなので布団の中に居た。
思ったほど冷え込んでない。
8時ごろに出発、土小屋から瓶ヶ森方面へ向かう。
1.5車線の林道なので、対向車に気を付けながらも風景を楽しむ。
 
 
 
途中、ヒヤッとさせられる事もあったが、何とか旧寒風山トンネルまで降りてきた。
しかし、真っ暗で狭いトンネル…車でないと無理だわ。
 
やっと山道が終わって194号に合流してやれやれ、っと思いきや、寒風山トンネルに突入。
抜けたらそこは高知(笑)
いやいや失敗、合流時に思わず左折しちゃったよ。すぐ引き返して再度トンネルを抜ける。
西条市内に下りて11号線を西へ向かい、途中で食料やら仕入れる。
11号から脇道に入り横峰寺登山口へ。
帰りの事も考えて、この道は歩こうかとも思っていたが、
予定外に時間が遅くなってしまったので入り口まで行く。


11時過ぎにやっと出発、って早速カメラ取りに戻ったり。
比較的整備された道は歩きやすい。
んでも、登り坂には違いなく、ぜーはー。
 
下ばかり見て歩いてたら、飴やガムの包み紙がたまに落ちてる。
何でここで捨てて歩くかなあと思いつつ、気が付いたのは拾ったが、拾いきれない大きなゴミもあった。
残念ながら清掃登山してる余裕はないので勘弁してもらう。
これはちょっと気味が悪かった…。

それでも、一時間半くらいで山門に到着、前回は車で来たので、
駐車場から本堂に向かった為、山門に来るのは初めて。

本堂に向かう前に、星が森に向かう。
ここも前回は来てないので、雲が出てない事だけを祈ってた。

バッチリ石鎚山が見えて一安心。
ここまで来られたお婆さん達と少し話をして、本堂へ。
団体が到着していて混んでいる。
お参りを済ませ納経所に行くと、片方は団体のを片付けていた。
受けてもらったのは、多分前回も納経して頂いた女の人だと思う。

登る前はピストンするか、香園寺に下りるか決めてなかったが、
意外と元気なので香園寺に下りる事にする。
昼食がまだだったので、車道に合流するまでの道の傍で切り株に座って食べた。
昨日より湯の沸くのが凄く早い気がする。1000m違うとこんなもんかな。
食べてる時に2人ほど上がってきたが、車道を上がって来たのかな?ん〜、違うかもな。
腹ごしらえも終わって、また歩き出す。車道に合流、歩きの人と出会う。
この人は歩いてきたっぽいな、凄い汗。まさか逆打ち?
すぐに車道から遍路道に入る。
基本的に下りだから、そんなに辛くはないけど、殆ど奥駆け修行の気分。

こんな所を通るのは、歩き遍路か四国電力の人くらいだろうw
それでも山道を淡々と歩いて行くのは嫌いじゃない。
距離の彫ってあるお地蔵さんや道標に励まされながら歩く。
 
 
逆打ちだとこれを登るのか…大変だなあ。
最後の急坂を下って香園寺奥の院に着いたら、ちょうど2時間だった。
納経の時間内にはとても着くまいと思っていたが、こうなると微妙。
早足で香園寺を目指す。
途中で少し遠回りをしたものの、何とか納経時間に間に合った。
先に納経を済ませ、ゆっくりお参り。
今回は二階の本堂にもちゃんと上がった。


車に戻るため国道をひたすら歩く。
秋の日は、あっという間に落ちて月もない。
歩けない距離じゃないが、山道は流石に明かりがないと無理なので、
脇道に入る前のGSでタクシーを呼んでもらう。
タクシーが来るまでの間に話しをしていたら、「あんな寂しいところで泊まるのか?」と聞かれた(笑)
車を置いている事を説明したら納得してた。
タクシーの運転手さんにも同じ事を聞かれた(笑)
実際に登山口の東屋で泊まる人が居るそうな。夏ならまだしもねえ。
途中の山道は、真っ暗だった。ライトが当たってなければ何も見えない。
タクシーにして正解。
ちゃんと待っていてくれた車に乗って今日の宿に向かう。
宿の近くで簡単に晩飯を済ます。
前回の松山で死んだ左足の小指の爪が完全に取れた。
既に浮いていたのを絆創膏で押さえてただけなので痛みはない。


万歩計28575歩 歩行距離12kmくらい?