「ゲキ×シネ第3弾」〔SHIROH〕

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新感線モノは、昨年のアオドクロが最初だったので、当然未見。
思えば、あれ観たから〔吉原御免状〕に行った訳で、
そういう意味では、ちゃんと新しい客を掴む宣伝になってるかな。
痛恨の2分遅れ入り。。。


島原の乱〕自体は、日本史の時に覚えたのと、時代物に結構出てくるので知ってる程度。
横山光輝の〔時の行者〕*1の話が一番印象に残ってるかも。
途中では「ぱらいそさ行くだ〜」と諸星大二郎の「生命の木」を思い出したり。
(そういえば「奇談」は未見)
昔、キリストは実は悪魔だったんじゃないか?って漫画があったんだけど、
・・・何だったかを忘れてしまった。


結局、キャスト別で。
全然サッパリ書けてないんだけど。


○シロー:中川晃教
MOZART!ぶり〜。ま、今回はスクリーンだけど。
相変わらず、この辺から(見えないって)響いてくる声が気持ちいい。
財宝売って生活ですか、生活感ない訳だ。
純粋で、周りに利用されてる感じは、少しモーツァルトと共通するかも。
(ただ、観てる時に頭の中で「影を逃れて」が流れるのもどうかと思うがw)
それまでが純な分、お蜜さんが死んで後の壊れ方が痛い。
出来れば生で観たかったかな。

益田四郎時貞:上川隆也
おお〜、歌えるのね一豊さま!
特別上手いわけじゃないけど、それだけに泣けるぞ。
殺陣は結構上手い、ふむふむ。
奇跡の力を失った救世主(まるっきりイエスだねえ)の苦悩と哀しみが滲みます。

○山田寿庵:高橋由美子
小粒っ子可愛い。<<<それだけかい!
あの年であれは、ある意味反則ではないかとw
(まあタイプって訳じゃないが)
声が綺麗過ぎる気もするが、歌は上手いし。
最後に生き残った時の顔が凄い。

○レシーナお福:杏子
最近では〔福耳〕くらいでしか見てなかったんだけど、健在だったのね。
あ、〔海猿〕で見たか。
結構お笑い担当だったけど、メインテーマ担当wとしていい歌です。
序之景も格好いいし。

○リオ:大塚ちひろ
飛びます飛びます♪
で、結局何だったんだろこの人?
とり憑いてたのか、成仏できなかったのか?
最初は、サタンのしもべが天使のふりしてチョロチョロしてんのかと思ったw
四郎の苦悩の元ではあるけど、イマイチはっきりしないなあ。

益田甚兵衛:植本 潤
最初の四郎との絡みの辺りが可笑しくてニタニタ
しかし「杏子〜」はいいのか?
「次の出番は一時間後じゃ」にストレートにウケてしまった。

○松平伊豆守信綱 江守 徹
「一度〜焼き尽くせば〜♪」ああ・・・凄い(爆)
こういう歌は上手くはないよね。
ま、迫力と味があればいいのか。

○お蜜 秋山菜津子
はっきり言って、よく存じない方だったのですが、上手い。
ただ、愛が無いので語れません。

○ゼンザ:泉見洋平
すまん、最後まで気が付いてなかったw
マリウスと全然イメージ違うんだもの。

○三宅蔵人:粟根まこと
○お紅:高田聖子
面白いんですけど、たったコレだけ?感が。。。
この辺りを掘り下げるとまだ長くなるし、ねえ。

柳生十兵衛橋本じゅん
主水にからかわれてマジ笑いしているのが可笑しかった。

板倉重昌:吉野圭吾
無駄に踊りまくるアリナミン男w

○津屋崎主水 池田成志
面白いけど、歌は上手くねえなあ。


カーテンコール部分はコンサート風になった編集モノだったけど、
アレンジバージョンの歌が流れてたんで、まあいいか。
最後に中川の投げキッスを客席に投げる上川に笑。

帰りに、勢いでSHIROHとアオドクロのDVDを買っちまった。。。
楽の映像が非常に楽しいv
ん?カテコ違うじゃんか。
コメンタリー聞く為に、BGM代わりに延々流してみたり。
あとはデカいモニターとスピーカーシステムがあれば(笑)

*1:1612年、キリシタン禁制の発令により、国外追放となった宣教師ママコスは
『末鑑』と称する予言書を残していった。
『今から二十五年目に、十六歳の天童が世に出現する。
 その少年は、生まれながらに諸道を知り、やすやすと不思議なしるしをあらわす。
 天は東西の雲をこがし、地は不時の花をひらく
 国土は鳴動し、民家、草木は焼けほろびる。
 人々は首にクルスをいただき、山野にはたちまち白旗がなびき、
 キリスト教の宗威は、異教をのみこみ、天帝あまねく万民を救う。』
予言の年も近いキリシタン弾圧が苛烈を極めていた頃、
歴史の数々の大事件に登場してきた行者は、島原に姿を現す。。。