〔レ・ミゼラブル〕梅田芸術劇場 ソワレ

前夜の〔天保十二年のシェイクスピア〕を引きずって、
シェ〜クスピアが居なか〜ったら♪と頭の中で時折かかるし、
新幹線では鬼平熟読してるしで、良コンディションとはいえない中（笑）、定刻どうり新大阪着。
梅芸は10月の吉原で来てるので、迷う事も無く早目に到着。
席はそんなに前ではなかったけど（18列）傾斜がいい具合で観やすかった。
たま〜に通路脇の席の明かりが視界に入るのがちょっとイヤ。（明るすぎないか？）
3月の帝劇以来だけど、帝劇は席が遠かったし、あれやこれやあって記憶薄。（勿体ない）
去年の1月（約2年前）に博多座で観た方が記憶が鮮明ってのもどうかと思うけど。

○ジャン・バルジャン：山口祐一郎
〔裁き〕で、かなり激しかったのでビックリ。
リトコゼを引き取る時に「よく分かりませんが、お気持ちは立派です」となっていて（大笑）
今回はコレがデフォ？アドリブなん？
宿を出て行く時もリトコゼと二人して小首かしげてるし。
（これはどうかと思うが）
歌は全体的に激しさ増加で。
〔彼を帰して〕は相変わらず絶品だし、歌中心の私には№1

○ジャベール：岡幸二郎
「こんな声だっけ？」と思うくらい忘れてるし（笑）
格好いいジャベールだよねえ、歌もいいし。
ただ声が山祐バルとは合わないような気がするなあ。

○エポニーヌ：坂本真綾
確か初めてなんだけど、いい！
途中一箇所だけ、気に入らない所があったくらい。
笹本エポとは違った魅力がありました。
年内しか見られないのは残念。

○ファンテーヌ：シルビア・クラブ
公式の動画で見た時は大丈夫かなあと思ったけど、意外と大丈夫。
でも、もうちょっと高い声が欲しい歌もあるかな。
〔エピローグ〕はかなり良かった。

○テナルディエ:佐藤正宏
ワハハの佐藤さんですよ（笑）
ん〜、テナルディエがあんまし悪人に見えないんだけど（笑）
歌は正直イマイチだけど、許す。

○ガブローシュ：局田奈都子
ガブロッシュじゃないんだね、知らんかった。
やっぱり子役より局田ガブの方が好きじゃ〜！
関係ないけど、ガブが死んで盆が回る時に、
上空の靄に青いライトが当って、一瞬、青空に見えるのが何か切なかった。

○アンジョルラス：岸祐二
声が通らない。大して格好良くない。
愛が無いなあ（笑）
特別悪くはないです。

○マリウス：泉見洋平
好き嫌いはあるだろうけど、私は割と好き。
今日の〔カフェ・ソング〕は良かった。
ま、大体ここではウルウルするんだけど（笑）

○コゼット：西浦歌織
新人さんらしいですが、無難にこなしてました。
が、〔エピローグ〕が弱すぎ。
エポ、ファンテが良かっただけに目立つ。
頑張って。

それにしても、学生は未だにグランテールさえ覚えられない…カタカナ名前は嫌いじゃ。

クリスマス用のカーテンコールを期待してか、延々拍手は続き
通常のカテコが続いたが、何もなし。
バルジャン＆ジャベールがリトコゼ＆リトエポを連れて、4人でお辞儀。
少し下がってお辞儀、また少し下がってお辞儀、またまた少し下がってお辞儀、で終了。
そういや、お子様でもソワレのカテコ出るんだね。